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DLCへの不安を解消
DLCは十分信頼できる技術です
初期のDLCにあった不安要素
DLCが化学的に不活性であることは、焼きつきや凝着を防ぐという意味では利点であると言えますが、一方で一部の基材との反応性が悪いということから、膜としての密着力や信頼性を疑問視する声がありました。 また、ダイヤモンドと同じように「硬いけど脆い」という点を心配する声もありました。
様々なノウハウで不安を払拭
ところが、現在では、製膜プロセスの工夫やドーピングする物質の選定、調整層(界面中間層)のコーディネートといった点において様々なノウハウが蓄積されてきており、膜の密着性、長期の安定性、靭性の向上などが解決され、十分信頼できるものとなっています。 今では、自動車部品の多くにDLCが採用され、自動車の製造にDLCが無くてはならない存在となっていることが、DLCの信頼性に対する進歩を物語っていると言えます。
様々な自動車用部品に活用される信頼性に優れたDLCコーティング
(図1)様々な自動車用部品に活用される信頼性に優れたDLCコーティング
評価分析技術で安心できる膜を提供
 DLCの成膜技術とともに、信頼性の後ろ盾となっているのが、膜の評価分析技術です。
 実際に製膜したDLCの耐久性や機能性を、摩耗試験や圧痕剥離試験、耐熱試験といった様々な要素で検証し、その結果を分析します。
 もし、少しでも合格基準に満たない要素があれば、直ちに膜の組成やプロセスを改良し、新たな膜を開発して、再び検証を行います。
 このような評価に関する「設備・技術・ノウハウ」を保有していることも、DLCを責任を持っておすすめするサプライヤーの勤めだと考えています。