トップページ製品情報技術情報会社情報採用情報関連リンクお問い合わせ

  製品情報  Products

ITFのセラミックコーティング


DLCコーティング

 ■ダイヤモンド状の炭素−炭素結合を持った非晶質炭素膜の総称です。
 ■気相合成によってのみ得られる薄膜材料です。
 ■イオンプレーティング法、スパッタ法等のPVD法(物理蒸着法)や
  プラズマCVD法(化学蒸着法)等さまざまなプロセスが考案されています。
 ■膜の構造も純粋な炭素膜、水素を含有した炭素膜、金属等の第三元素を
  ドープした炭素膜、DLCの下地に金属、金属窒化物、金属炭化物等を
  コーティングした多層膜、複合膜等さまざまな構造が考案されています。

<DLCの一般的性質>
 ■高硬度で優れた耐摩耗性
 ■無潤滑下で低い摩擦係数
 ■摺動時、相手材を
   磨耗、損傷させない(低相手攻撃性)
 ■化学的に不活性で安定
   焼付き、凝着、溶着を起こさない
 ■腐食性雰囲気中でも侵されない


DLCは、摺動部品の表面に
要求される特性すべてを兼ね
そなえており、卓越した表面
処理です。

ITFのDLCコーティング


多種多様なDLCであらゆる産業分野に、地球環境に貢献!

■歴史と実績
 ●設立当初より、DLCの開発、コーティングサービスを実施しており、
   20年以上の実績を持ち、DLCコーティングに関しては国内の草分けです。
 ●家庭用温水栓、工業用ミシン部品、カメラ筐筒Oリング、Al加工用工具等の
   多岐にわたる量産実績があり、様々な用途、形状に応じた量産ノウハウを
   有しています。
■プロセスと膜種
 ●PVD法およびプラズマCVD法の両プロセスでの対応が可能です。
 ●水素含有DLCから水素フリーDLC、Si添加DLC等、様々な膜種を
  有しています。
 ●高分子材料から金属、セラミックまで、幅広い基材材質にコーティング可能で
   用途、目的に応じたプロセス、膜種の選択、提案が可能です。
■評価
 ●摺動評価技術の取り込み、データベース化を推進しており、
   種々の使用環境に応じたシミュレーションが可能で、
   開発期間の短縮を実現することができます。



ITFのDLCコーティングの種類

ジニアスコート ジニアスコート DLC系シリーズ

    DLCは、耐摩耗性、低摩擦、低相手攻撃性に優れたユニークなコーティング膜で、
    種々の摺動部品の表面処理として注目されています。

    当社は創業以来、DLCの開発、生産に携わってきたパイオニアとして、
    その技術力と実績を活かした独自のDLCを用意しています。
    基材、用途に応じた様々なDLCを設計、提案、提供いたします。

  ジニアスコート DLCシリーズ
  H HT HR HA HA
クリア
F
DLC構造 a-C:H

a-C:H:(Si)

a-C:H:(Si) ta-C a-C:H
硬度*1Hv 800
〜1200
100
〜2000
800
〜1700
>3000 60
〜1300
膜厚*1(μm) 0.5〜2 1〜20 1〜3 0.5〜1 <0.5 0.3〜2
酸化温度 350℃ 350℃ 350℃ 500℃ 350℃
処理温度 150
〜200℃
150
〜200℃
150
〜200℃
150
〜200℃
60
〜80℃
摩擦係数*2 0.1〜0.2 0.1〜0.2 0.1〜0.2 0.15〜0.2 0.1〜0.2
面粗度
Rz(μm)
<0.1 0.2〜0.5
(膜厚依存)
<0.2 1.0
(ラップ後0.2)
<0.5 <0.2
色調 灰〜黒色 灰〜黒色 灰〜黒色 透明干渉色 薄茶色
特徴 低相手攻撃性を重視した平滑膜 膜厚、膜硬度、内部応力を自由に制御できる設計自由度の高い膜 高負荷での密着性、信頼性と付きまわり性を向上させたHの姉妹品 水素フリーでダイヤモンドに次ぐ硬さを有し、油中での摩擦低減に効果 軟質金属の加工、成型用超薄膜コート。離型性、耐摩耗性と加工精度を向上 ゴム、樹脂上のフレキブルDLC膜。高分子の耐摩耗性と摺動性を向上
適用基材*3 金属全般、
セラミックス全般
超硬
一般鋼
超硬
一般鋼
高分子全般
用途 機械摺動部品


機械摺動部品
自動車部品
金型治具類

機械摺動部品
自動車部品
自動車部品
油中摺動部品
軟質金属(アルミ、銅、スズ、亜鉛、ニッケル、銀等)加工用工具・金型
軟質金属(アルミ、銅、スズ、亜鉛、ニッケル、銀等)加工用工具・金型
精密金型
高分子摺動部品
シール部品

     *1)硬度、膜厚は対応可能値です。標準仕様等についてはお問い合わせください。
     *2)摩擦係数は、ドライ環境でのSUJ2と膜との摩擦係数です。
     *3)形状、含有元素、表面処理によって対応できない場合もあります。
       詳細は、お問い合わせください。


  この他にも、お客様の目的、用途に応じた専用コーティングや特殊コートもご提案いたします。
  お問い合わせください。

 

基材によるDLCコーティングの可否一覧

基材 H HT HR HA F 備考
一般鉄系材料 × 錆に敏感ですので、基材によっては防錆処理が必要です。
浸炭処理鋼
窒化処理鋼 × × × × × H、HT、HRは、白層除去により処理可能です。
黒染鋼 × × × × ×  
超硬合金 ×  
軟質金属
(Al、Cu等)
△〜○ △〜○ H-DLC、HT-DLCとも膜硬度の自由度に制限があります。
蒸気圧の高い
元素含有物
(真鍮、Mg合金等)
× × × × ×  
めっき処理品 めっきの種類、厚みに依存
します。
絶縁性セラミック  
多孔質材料
(焼結製品等)
空孔率、ポアの大きさに依存します。
高分子材料 × × × × F-DLCでも充填オイルが5wt%以上のものは不可です。
テフロンコート品 × × × ×  
推奨の
基材表面粗さ
Rmax 
<0.2μm <0.5μm <0.2μm <0.1μm <0.5μm  

  *DLCコーティングの可否は、基材材質、基材の表面粗さだけでなく、
     基材形状やご使用環境、ご要求性能によって変わりますので、ご相談ください。


このサイトについて | 個人情報保護方針 | サイトマップ